説明
黒糖は、沖縄県産がブランド化した風潮がありますが、江戸時代初期に薩摩藩島津氏が琉球に
侵攻して、奄美諸島を領有し以後、奄美諸島は鹿児島県になっています。それまで「徳之島」は
琉球王朝の配下で、今と何ら変わらずサトウキビ栽培が盛んに行われて来ました。
風土も栽培方法も昔ながらの製法も何ら変わる所はありません、徳之島のサトウキビは、太陽
の恵みと栄養分いっぱいのカルシウム土壌で大切に育て上げられ、ミネラル成分と糖度が最も
豊富な、１２月～４月までが収穫時期です。糖度が約２２度のサトウキビを収穫し絞り汁を昔
ながらの製法で極限までアク取りをしてそのまま煮詰めて製品にします。
製品糖度は約８０～８６になり「含蜜糖」に分類されます。精製していないのでミネラル・カリウム
鉄分等の成分が多く含まれその成分は、朝鮮人参に匹敵するレベルがあると専門家は報告し
ています。琉球王朝時代には、薬効としても重宝されていました。
血液中のコレステロールや中性脂肪の低下作用があるといわれており、長寿の島「徳之島」で
は、古くから長生きの源だと重宝されてきた、優良アルカリ性食品です。
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